『3大やめとけ』を読んだ現役登録販売者が選ぶ、健康と向き合うための本3冊

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健康と向き合うための本3冊を選んだ登録販売者 暮らしの本棚

この記事でわかること

  • 登録販売者の私が実際に読んで、暮らしに取り入れた健康本3冊
  • 「やめる・整える・選ぶ」という3つの視点で健康と向き合うヒント
  • 本を読んで私自身が気づいたこと・変えたこと

はじめに

健康に関する本は世の中にたくさんあって、何を読めばいいか迷いますよね。私自身、登録販売者として働きながら、仕事で役立つ専門書から一般向けの読み物まで、いろいろ手に取ってきました。

今回紹介するのは、そんな中から「これは読んでよかった」と感じた3冊です。難しい本ではなく、読んでいて「へえ、そうなのか」「知らなかった」という発見が多くて、日々の暮らしに自然に取り入れられたものを選びました。

テーマでいうと「やめる・整える・選ぶ」の3冊。まず何をやめるかを考えて、食事で体を整えて、それでも必要なら薬を正しく選ぶ。私が健康と向き合う時の順番と、ちょうど重なっています。

【やめる】『#3大やめとけ』、まず「何をやめるか」を考える本

2026年6月に発売されたばかりの『#3大やめとけ ー21人の医師が教える 寿命を縮める「ヤバい」生活習慣』。X(旧Twitter)で1.2億回読まれた話題のシリーズが書籍化されたもので、私は発売初日に購入。数日ですぐに読み切れる軽やかさでした。

21人の医師がそれぞれ「3大やめとけ」を挙げてくれていて、内容はずっしり。でも挿絵が楽しくて、付箋もマーカーもなしで気になるところをパラパラ読み返しています。

ここからは、私が特に響いた「やめとけ」を2つ、そして「やっとけ」を1つだけ紹介します。

【やめとけ①】雨の日に原付に乗る(救急医・三谷雄己先生)

広島大学救急集中治療医学の三谷雄己先生(株式会社からだ企画代表)の「雨の日に原付に乗るのはやめろ」というお話には、ひやっとしました。

私自身、以前は原付に乗っていて、信号待ちで停車した瞬間にイチョウの葉で滑って転倒したことがあります。横断歩道の白線で滑りそうになることも何度もありました。雨が降っていなくても路面のちょっとした条件で簡単に転ぶのに、雨が加わったらどれだけ危ないか…。

夫も雨の日にバイクに乗ることがあって、この本を読んでからは「無理しないでね」とひと声かけるようになりました。

【やめとけ②】子供のブルーライトカット眼鏡(眼科医・栗原大智先生)

よこすか浦賀病院の眼科医・栗原大智先生が書かれていた「子供のブルーライトカット眼鏡はやめろ」というお話は、意外でした。

ブルーライトカット眼鏡、私自身も大人になってから自分用を購入したのですが、結局めんどうになって放置しているのが正直なところ。本の中では「ブルーライト=有害という考え方自体、科学的な根拠が乏しいのも事実」と書かれていて、ハッとしました。

さらに子供にとっては「子供の発育に良くない影響を与える可能性があります」とも書かれていて、私の世代では聞いたこともなかった話。私にはまだ孫はいませんが、生まれたら娘たちに伝えてあげたいなと思っています。

【やっとけ】ホットアイマスク

「やめとけ」だけでなく「やっとけ」もあるのが、この本のバランスの良いところ。中でも、私もすでに取り入れていたのがホットアイマスクでした。

私は普段、温め直して何度も使える「あずきのちから」を寝る前に。香りも選べる使い捨ての「めぐりズム」は気分を変えたいときに使い分けています。きっかけはPC作業で目が疲れた日に試してみて、気持ちがホッとした感覚があったから。それ以来、疲れた夜の小さなご褒美のような存在になっています。

まだまだ気になる項目がたくさん

紹介したのはほんの3つ。本にはあと18項目の「やめとけ」と「やっとけ」が詰まっています。サクサク読めて、気になる項目だけ拾い読みでも楽しめる一冊です。

【整える】『薬膳・漢方食材&食べ合わせ手帖(増補新版)』。日々の食材を「知って食べる」楽しさ

もともと漢方や薬膳に興味があって手に取ったこの本。増補新版を持っています。難しい専門書ではなく、食材ひとつひとつの性質や食べ合わせが丁寧に書かれていて、日々の料理のときにぱらっと開いて確認できる手帖のような一冊です。

「知っていたけど、そういう意味があったのか」という発見が随所にあって、いつの間にか何度も読み返しています。

【豆腐】意外にも疲労回復に

豆腐は、体に良さそうだからという理由で、冷奴・味噌汁・麻婆豆腐・鍋と、季節を問わず日常的に食べてきました。

でもこの本を読んで、「良質のタンパク質が豊富に含まれ、疲労回復やストレスの緩和にも有効」と書かれているのを知って、少し驚きました。

疲れたときやストレスを感じたとき、栄養ドリンクやサプリに目が向きがちですが、毎日食べている豆腐にもそういう側面があるんだなと。知ってからは、より意識して取り入れるようになりました。

【桃】夏の果物なのに、体を冷やさない

夏の果物といえば、スイカ・メロン・桃のイメージ。どれも体を冷やすものだと思っていました。

でもこの本には、桃が「夏の果物の中では珍しい温性で、胃腸を冷やさないため胃腸が弱い人も安心して食べられます」と書かれていて、温性だとは知りませんでした。

私は桃が大好きで、最近は品種も増えているので6月下旬・7月上旬・7月下旬と時期ごとに食べ比べを楽しんでいます(ちなみに硬いより柔らかい派です😊)。「胃腸に優しい夏の果物」と知ってから、ますます好きになりました。

本には、種が漢方の生薬としても用いられるとも書かれていて、おいしいだけじゃない奥深さにも驚きました。

【そば茶】好きで飲んでいたのに知らなかった

冬場にそば茶にハマって、風味が好きでよく飲んでいました。でもこの本に「脂質代謝を高めるので肥満の予防・改善にも」と書かれているのを見て、「そういう効果があったの?!」と少し笑ってしまいました。

好きで飲んでいたのに、そんな側面があったとは全然知らなかった。知ってから「好きで飲んでいてよかった」と思っています。

この本を読んでから、スーパーで食材を見かけたとき、ふと「そういえばこれ、こんな作用があると書いてあったな」と思い出してカゴに入れることが増えました。

この本の面白さは、こういう「日常のあれに、そういう意味があったのか」という発見が随所にあるところ。食材をひとつ知るたびに、ふだんの食事が少し楽しくなる感覚があります。

【選ぶ】『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方を頼れる薬剤師が教えます』。「症状に合った薬」を選ぶことの大切さ

この本を手に取ったのは、より専門的なOTC医薬品の本を先に読んでいて、一般向けの本と比較したくなったから。読んでみると、専門知識がなくても読みやすく整理されていて、登録販売者としても改めて気づかされることがありました。

【風邪薬】「症状に合った成分だけ」を選ぶ

ドラッグストアには、複数の症状に対応した総合感冒薬がたくさん並んでいます。でも私が気になるのは、咳と喉だけのつらさなのに、熱や鼻水の成分まで入っている薬を選んでしまうこと。症状にない成分まで体に入れることに、登録販売者として以前から引っかかりを感じていました。

この本を読んで改めて整理できたのは、「症状に合った成分だけを選ぶ」という考え方の大切さ。

そしてもっと印象に残ったのが、風邪の特効薬は存在せず、病院を受診しても市販薬を選んでも、できることは「つらい症状を薬で和らげながらゆっくり休む」という点でまったく同じだ、という話でした。病院か市販薬か迷ったときに、本質は変わらないと知っておくだけで、焦りが少し和らぐ気がしました。

さらに、病院受診の目的についてもこう書かれていました。

「風邪のときに病院を受診する主な目的は、薬をもらうことではなく、『風邪のようで風邪でない危険な病気でないかどうか』を確認してもらうことにあります。」
── 『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方 頼れる薬剤師が教えます』より

これには深くうなずきました。

私自身は、風邪かなと思ったら基本的に病院を受診する派です。市販薬で対処する場合も、複合薬よりは「喉だけ」「咳だけ」という単剤を選ぶようにしています。この本を読んで、その考え方は間違っていなかったと思えました。

【まとめ】3冊が教えてくれた、健康との向き合い方

視点私が変えたこと
やめる『#3大やめとけ』雨の日の原付・ブルーライトカット眼鏡への意識が変わった
整える『薬膳・漢方食材&食べ合わせ手帖』豆腐を意識して取り入れる・桃の温性を知った
選ぶ『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方』市販薬は症状に合った単剤を選ぶという考えが整理された

3冊に共通しているのは、「知ることで、日常が少し変わる」ということ。難しい知識を詰め込む本ではなく、読んだあとに「ちょっとやってみようかな」と思えるものばかりです。

健康に関する情報は多すぎて疲れることもありますが、まず1冊手に取るなら、自分が一番気になるテーマから始めてみてください。私もまだまだ読み返しながら、少しずつ暮らしに取り入れていっているところです。


※本記事は登録販売者としての個人的な体験と知識をもとに書いています。書籍の内容を要約・引用する際は、書名と著者を明示しています。

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